唐木仏壇-4

唐木仏壇-4

唐木仏壇に使われる木の種類のお話
-シャム柿、桜、カリン、槐、タモ、楡-


唐木仏壇に使われる、いわゆる唐木材にはまだまだいろんな樹木が存在します。唐木材として代表的なものの他には、今ではあまり使われていない木材や産出量が少ないものなどさまざまあります。

今回は、シャム柿、桜、カリン、槐、タモ、楡などの材質や特長についてお話ししたいと思います。シャム柿(がき)は、メキシコや中央アメリカに育つ樹木ですがあまり大きくならないため産出量が少ないのですが、濃淡の縞模様は独特の美しさで、磨くととてもきれいに光沢が出ます。

それから桜は、日本で見るような桜の木を使っていることはまずめったにないそうです。本来の桜は緻密で狂いが少なく耐久性にも優れている上、色合いや風合いが日本人好みなことから好まれてきましたが、現在出回っている100万円以下のものの多くはアガチスやナトーなどの南洋材をマホガニー調に着色したものが使われています。

桜と一言に言ってもとても種類も多く、中国などにも多く分布していますのでさまざまな種類の桜が使われるようにもなっています。カリンは東南アジアから産出されるマメ科の樹木で、紫檀の仲間です。響きだけ耳にすると日本の花梨を想像しますが全くの別物だそうです。カリンは戦前には着色を施して使われてきていましたが、やはり日本人の好みにはそぐわなかったのかいまではほとんど仏壇には使われていないそうです。

槐(えんじゅ)は中国原産で、止血の効果もあるり漢方薬にも使われる薬効のある樹木です。磨くととてもきれいに光沢が出ますし、重くて硬い木質の上に粘りもあるため、腐りにくく割れにくいという特性は仏壇向きな素材です。タモは北海道によく育ち、国産のものが仏壇にも使われる他、中国南部からも産出されます。

明るい色合いと程よい重厚感、硬い木質と狂いの少ないところからラケットやスキー板などにも使われる素材です。楡(にれ)は、中国や朝鮮などでよく産出される木材で、巨木が多く、ねばりがあることから曲げに強い性質を利用し建築や家具にも多く使われています。

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