唐木仏壇-3

唐木仏壇-3

唐木仏壇に使われる木の種類のお話
-ウォールナット、鉄刀木、桑、屋久杉-


唐木仏壇に良く使われる木材の多くは名前のとおり輸入材がほとんどですが、その中でも今回は、黒檀、紫檀に引き続きウォールナット、鉄刀木、黄王檀、桑、屋久杉などの材質や特長についてお話ししたいと思います。

深く落ち着いた色味の黒檀や紫檀が主流だった昔に比べ、明るい色味が好まれるようになった最近ではウォ-ルナット製は若い世代の人からも好まれる傾向が強いようです。いわゆる“くるみ”の木のことですが、世界でも「木の宝石」とも呼ばれる銘木です。とても強度があり、しっとりとした落着いた色あいは人気が高い木材です。

それから鉄刀木です。重くてとても硬い材質が鉄の刀のようだというところからこの名がついたと言われ、「たがやさん」と読みます。東南アジアから多くが産出されるこの木は紫檀と同じくマメ科の樹木で、唐木仏壇の中でもとても代表的なものです。斑模様がきれいな鉄刀木は耐久性も良く腐りにくいため、家が長く続くようにとの願いも込めて床柱に使われることが多い木材です。

鉄刀木によく似た材質に、黄王檀(きおうたん)があります。黄金壇(おうごんたん)とも呼ばれますが、東南アジアや熱帯雨林の地域に育つ樹木で、黄色味を帯びた縞模様が独特で耐久性に優れています。ノコギリを引いてもなかなか切れないほどの堅強さから、家具によく使われてきました。

そして、唐木仏壇の中でも国産の木材を使われて作られるものもあります。桑はその代表的な樹木で、年輪や木目の美しさが定評な国内の銘木の中では最高級とされています。伊豆諸島の御蔵島や三宅島で産出される桑は「島桑」という別名でも呼ばれる有名なもので、きめ細かい木質がとても評価の高い木材です。それから国産の木材には屋久杉があります。

屋久島に育つ屋久杉は樹齢1000年以上のものだけを指し、1000年未満のものは「小杉(こすぎ)」と呼ばれます。明るい色味のツヤがとても美しい屋久杉ですが、天然記念物に指定され、1970年以降は伐採が禁止されたため現在は土埋木(どまいぼく)といって、以前の伐採や台風などで倒れた木を使って作られています。屋久杉が使えるのもあとわずかだということです。

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