国産仏壇の基準

国産仏壇の基準

国産仏壇の基準

以前私は、仏壇といえば国産のものばかりかと勝手に考えていたのですが、実際には海外産のものもとても多く作られていることをご存知だったでしょうか。国内で出回っているもののなんと7割が海外で作られたものなのだそうです。

先日、2011年2月3日の読売新聞の記事にもなっていましたが、経済産業省が仏壇の原産国などの表示に基準を設けることにしたということです。消費者から寄せられた過去10年間で約1500件の苦情を受けて、国がようやく腰をあげたというところらしいのですが、私個人の見方では、遅い対応だったと思えてなりません。

仏教は日本独自の宗教ではないので仏壇も国産のものには限らないものなのでしょうが、仏壇はそもそも伝統工芸品だったためか、材料は輸入品であっても仏壇は国内で作られているものだという感覚が日本人の中には自然とあるものなのではないでしょうか。しかしそれでは製造をまかなうことはできないのでしょうから、海外の生産性に頼ることもいたしかたないのでしょうが、要は、消費者は信頼が欲しいわけですよね。

仏壇販売店の中では合板製の仏壇を高級木材製として説明をしたとして、販売店でのトラブルも増えているようです。販売店側の嘘なのか、輸入の過程において製造元からの報告に虚偽があったのか、日本のように工程や責任の所在をたどっていくことも容易ではないため起きている問題なのかもしれません。国が提示した原案によると、『木材加工の最初の工程と塗りや組み立てなど最終工程を国内で行わないと「国産」表示を認めない』というものだそうです。

輸入木材の使用や、彫刻など中間工程の海外移転は認める、ということは、使用する木材と最終仕上げの確認は日本で確実に行ったものでなければ国内産と謳えないということですね。海外産であってもいいのですが、どういう過程で作られたものなのか、消費者がさらにもっと知ることのできるすべが欲しいものです。

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